【慶応 朝鮮古陶】李朝時代 粉青沙器 刷毛目羽衣手壷

【慶応 朝鮮古陶】李朝時代 粉青沙器 刷毛目羽衣手壷

まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？

しばらく買取品目の更新ができていなくて申し訳ございませんでした。
実は・・・ほくゆう倶楽部では毎月27日に『みんなの市場』という業者専門の古物オークションを主催しておりまして、その準備に追われておりました。
当オークションは今年から始めたのですが、既に5回以上開催しており、おかげさまで大盛況となっております！

最初は慣れない業務でドタバタしていたのですが、ようやく落ち着いてきたので更新を再開したという訳です。
もし、『みんなの市場』に興味のある方は、以下のリンクから覗いてみてくださいね。

＞みんなの市場へ

普段から多数の買取を行っているのですが、その中の一つである『朝鮮古陶』を皆さんにご紹介させていただきたいと思います！

【慶応 朝鮮古陶】李朝時代 粉青沙器 刷毛目羽衣手壷

高さ 11cm　直径 15.2cm

李朝時代の古陶作品で、刷毛目羽衣手壷になります。
高麗青磁独特の形や色が何とも言えない美しい仕上がりになっています。

独楽形の重厚な器体の造りに大胆な刷毛目がされおり、小振りですが存在感が溢れる作品です！

古陶故の高台のヒッツキや小ソゲ等も見られますが、目立つ傷みは無くとても良好な状態です。

高麗青磁の特徴

高麗青磁（こうらいせいじ）は、高麗で製作された陶磁器で、特に10世紀から14世紀にかけて製作されたものが有名です。高麗青磁の特徴は以下になります。

1. 高麗青磁は、淡い青色または青白色の釉薬がかけられていて、非常に美しく、高麗青磁の特徴的な外観を生み出しています。
2. 高麗青磁には、細かい模様や装飾が施されることがあり、緻密で美しいものになっています。
3. 高麗青磁の陶磁器は軽量なものが多く、繊細な形状をしています。花瓶、茶碗、茶壺など、日常生活や茶道などに使用されました。
4. 高麗青磁の釉薬は透明感があり、光を透過するように見え、陶磁器が内部から輝くような印象を与えています。
5. 高麗青磁の製作には高度な焼成技術が必要になります。高麗の陶芸家たちは、美的感覚と技術力を結集して良質な作品を生み出しました。

高麗青磁は、その美しさや独自性から陶磁器コレクターから高く評価されていて、日本でも重要な美術品として扱われています。