【朝鮮古陶磁】白磁立壺 高さ40cm【18世紀 李朝時代】
| 買取した品 | 【朝鮮古陶磁】白磁立壺 高さ40cm【18世紀 李朝時代】 |
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| 買取した品の種類 | |
| 買取した住所 | 東京都世田谷区 |
| 買取した日 | 2022年8月31日 |
皆さん、こんにちは！少しずつ涼しくなってきましたね。しかし、今日はまたまた暑いですが、確実に夏が終わりに近づいているように思います。
さて、そんな本日も買い取らせていただいたとっておきの作品を、早速皆さんにご紹介させていただきたいと思います。
【朝鮮古陶磁】白磁立壺 高さ40cm【18世紀 李朝時代】
高さ ４０cm 直径 ２７.５cm
１８世紀～１９世紀の初頭に、朝鮮（韓国）で焼成された、白磁大壺です。高さ４０cmというサイズ感も相まって、大変迫力が凄いです。
※白磁（はくじ）とは
白素地に無色の釉薬をかけた磁器の総称のことを言います。主成分は、ケイ酸とアルミニウムで、白色の粘土の素地に鉄分のない植物灰と高陵石から精製された透明釉薬を掛け合わせ、高温の還元炎で焼き上げて作る磁器の一種です。
絵柄があるわけではなく、一見シンプルに思えるこの白磁ですが、青み掛かった厚みある施釉がされて放たれる単色の美しさと言ったら、これだけで惚れ惚れしてしまいます。
全体的に受ける壮大な印象のひとつには、ただの大きさの圧巻さだけではなく、その形状にもあるかと思います。
堂々たる佇まい、スタイリッシュで立体感のあるボディ。そして、その表面を覆う艶やかな色合い。そのすべてが揃って、唯一無二の見事な作品として仕上がっています。
胴体の丸みと、作品上部の口の部分の直角に立った雰囲気の交わり具合の意外なマッチさにも、とても心を奪われます。
李朝独自の完成度の高い白磁を製作した金沙里窯から、官窯を継承した分院里窯にて行われたとされています。
中国や日本の焼き物には無い、李朝白磁ならではの良さが沢山詰まった、温かくて華やかな絶品です。
古陶磁というだけあって、多少の汚れや傷などはございますが、目立つような傷みや補修痕なども無く、極めてとても良い状態と言えます。
長い年月を経て、その時代の匂いや空気感までもが今にも伝わってくるような、大変貴重な作品となっております。
いかがでしたでしょうか。今回もまた素敵な作品と出会わせていただきました。
是非、この感動を味わっていただきたいと思いますので、
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