【水戸金工・石川勝信】服部製 純銀 色絵象嵌片切彫草花図花瓶
| 買取した品 | 【水戸金工・石川勝信】服部製 純銀 色絵象嵌片切彫草花図花瓶 |
|---|---|
| 買取した品の種類 | 未分類 |
| 買取した住所 | 東京都世目黒区 |
| 買取した日 | 2022年8月18日 |
皆さん、こんにちは！今日は午前中に雨が降ったおかげで、いつもより店内の冷房が効いていました。最近は本当にゲリラ豪雨や雷がいたるところで発生していますので、皆様お出かけの際は充分お気を付けください。
さて、本日も数ある素敵な作品たちの中から、今回はこちらを早速ご紹介させていただきたいと思います。
【水戸金工・石川勝信】服部製 純銀 色絵象嵌片切彫草花図花瓶
服部製の純銀草花図花瓶です。
こちらの作品を手掛けたのが、明治２年（１８６９年）に水戸に生まれた、代表する水戸金工師「石川勝信」です。簡単にまとめさせていただきます。
明治２年（１８６９年）１０月 水戸生まれ
明治１３年（１８８０年）五軒小学校 卒業
明治１５年（１８８２年）滑川貞勝（なめかわさだかつ）に入門
明治２３年（１８９０年）東京にて独立
※没年は不詳
艶と光沢感がまずとても美しく、まるで鏡のように花瓶を見ている者の姿を映し出します。これだけ近づいても粗がなく、目立った傷や汚れもなく大変状態も良好です。
そして、何と言っても立体的で臨場感のある構図や技術。金象嵌や四分一象嵌が随所に施されており、氏の真骨頂である極めて精巧な「片切彫」を駆使した図柄が圧倒的優雅に存在感を放っています。
細部にわたって少しの妥協もなく、色合いや質感すべてを含めて華麗に表情豊かに描かれています。見事なまでの迫力と繊細さです。
日本の近代金工の素晴らしさを知る、ひとつのきっかけにしていただきたい絶品です。
※在銘・刻印あり。
いかがでしたでしょうか。今回もまた素敵な作品と出会わせていただきました。
是非、この感動を味わっていただきたいと思いますので、
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