【人間国宝・鈴木蔵】志埜(志野) 茶碗【共箱・二重箱付】
| 買取した品 | 【人間国宝・鈴木蔵】志埜(志野) 茶碗【共箱・二重箱付】 |
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| 買取した品の種類 | |
| 買取した住所 | 東京都中央区 |
| 買取した日 | 2022年8月4日 |
皆さん、こんにちは！関東でも昨日の雷雨は凄かったですね。山形や新潟をはじめ東北の皆様におかれましては、引き続き充分にご注意いただき、くれぐれも警戒してください。
さぁ、今日はどんよりとした曇り空で、肌感としては久しぶりに猛暑程ではなく、少しほっとしております。本日も素敵な作品を皆さんに是非ご紹介させてください。
【人間国宝・鈴木蔵】志埜(志野) 茶碗【共箱・二重箱付】
ご覧ください！直径１４cm 高さ１０.２cm の立派な志埜(志野) 茶碗です。
長石釉のこのダイナミックな白と、温潤に赤く焼けたこの陶器全体を象徴する赤の何とも言えない絶妙なコントラストが映え渡っています。見る場所を変えると、こんなにも表情を変えるところも、見ごたえがあって、楽しめる要素のひとつです。
作者「鈴木蔵（おさむ）」は、１９３４年 岐阜県土岐市出身。
父・鈴木通雄が釉薬の研究者であり、岐阜県の陶磁器試験場の技師であったため、釉薬の知識や志野のテスト試料（テストピース）など、非常に恵まれた窯業環境にて育ったそうです。
現代志野を代表する随一の名工であり、若い頃からそれはそれは数多くの名高き受賞歴を備えています。長年、陶土と釉薬の研究に試行錯誤を繰り返しては「自然との共存」をテーマに掲げ作陶を続けて来られました。
そんな彼特有の大胆な造形美と、この鮮烈な赤みの発色からも伝わってくるように、陶器への愛と並外れた才能の持ち主です。まさに、人間国宝にも選ばれた陶芸家といったところです。
では、作品に戻り、更に色々な角度から作品をお楽しみいただきましょう。
まさに芸術的と言ったような、この大胆な歪んだ造型がこの作品の味となっていますね。近くで見れば見るほど、色合いだけではなく、質感や模様にも心を奪われます。
底部は、更に渋く手作りならではの味わい深さがあります。「陶器と人」の温度感が伝わってきます。
高台脇には、作者の名前の頭文字の「オ」の彫銘があります。
陶器を逆さにすると、また面白い表情が待ち構えていました！
こちらは、共箱・共布・二重箱付となっております。
いかがでしたでしょうか。今回もまた素敵な作品と出会わせていただきました。
是非、この感動を味わっていただきたいと思いますので、
ご興味を持ってくださった方は、お気軽にお問い合わせください♩
皆さんのご来店を心よりお待ちしております！
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