ほくゆう倶楽部
0120-688-595
9:00~18:00 (年中無休、祝日も営業)
メールでのお問い合わせ
LINE無料査定

【葛飾北斎】紙本水墨『昇龍図』掛軸【江戸後期・浮世絵師】

【葛飾北斎】紙本水墨『昇龍図』掛軸【江戸後期・浮世絵師】

買取した品 【葛飾北斎】紙本水墨『昇龍図』掛軸【江戸後期・浮世絵師】
買取した品の種類
買取した住所 東京都港区
買取した日 2022年7月17日

皆さん、こんにちは!今年は、春からずっと雨が多く変な天候が続いていますね。今日は、久しぶりに青空の下、気持ちよく世田谷代田店は営業しております。暑すぎるのも嫌ですが、太陽が見えると気分が明るくなりますよね。そして、全国の感染者数がいっきに爆増してきていますが、国からの行動制限は今のところ無いみたいですね。目に見えないものとの戦いに不安はありますが、引き続き、個々に感染対策をしながら夏の暑さ対策も並行し、皆で乗り切っていきましょう。

さぁ、それでは本日も買い取らせていただいた沢山の素晴らしい作品たちの中から、今回はこちらを皆さんに早速ご紹介させていただきたいと思います。

【葛飾北斎】紙本水墨『昇龍図』掛軸【江戸後期・浮世絵師】

さすがとしか言いようがない、大変迫力のある絶品です。

作者は、葛飾北斎(1760年10月31日 - 1849年5月10日【88歳没】)

もはや知らない人はいないでしょう。喜多川歌麿、歌川広重らと共にその名を国内外に知らしめた、江戸後期の天才浮世絵師と言えば、このお方。

今作品の富士を背景においた見事なまでに躍動感にあふれた昇龍は、今にも掛軸から飛び出してきそうな臨場感があり、北斎の水墨画の表現力・技術の高さには圧倒的な感動があります。

そんな作品の写真と共に、作者についてもう少し簡単にご説明させていただきます。

1764年に、幕府御用達鏡磨師であった「中島伊勢」の養子となった。しかし、その後に実子に家督を譲り家を出ると、貸本屋の丁稚、木版彫刻師の従弟(とてい)となっては労苦を重ね、実家へ戻る。

すべての転機はまさにこの時と言っても過言ではないでしょうか。貸本の絵に関心を持つようになり、未来の天才浮世絵師が画道を志すようになったのです。

1778年に、浮世絵師・勝川春章の門下となる。狩野派や唐絵、西洋画などといった、あらゆる画法を学ぶようになり、名所絵(浮世絵風景画)、役者絵を多く手がけた。また、黄表紙の挿絵なども描くなど幅広い分野で才能を発揮。

とにかく研究熱心に己の芸術・技術と向き合い続け、沢山の弟子を抱えながら生涯を終えるその時まで現役だったそうです。

当時の寿命からすると、約90歳まで現役の浮世絵師として数々の作品を世に残すということだけでも容易ではないことが想像出来る中で、評価され続けているということが本当に素晴らしいと思います。そんな芸術への愛に溢れた天才は、国内だけにとどまらず、国外でも大変高い評価を得ています。

例えば、米LIFE誌のミレニアム特集号「この1000年で最も重要なできごとと人物・100選(The 100 Most Important Events and People of the Past, 1000 Year)」の中で、唯一紹介された日本人でもあります。

今作品もそうですが、北斎の作品の中に登場してくる景色・情景・生き物というのは、それらすべてに命が宿っています。水墨画だけで描いているとは到底思えない程の色鮮やかさを感じます。息遣いや目には見えない空気感など、高い技術と繊細な表現力、そして何よりも根本にある「絵に対する情熱」によって、私たちの感情は動かされます。

「八十五老卍筆」落款・「百」白文方印があります。表具に関しては、近年に仕立て直されたものです。桐合わせ箱付。

長い年月が経っておりますので、多少の本紙折れやシワ、シミなどがございますが、総じて目立った傷などはなく、大切に保管されてきたことがうかがえます。

いかがでしたでしょうか。今回もまた素敵な作品と出会わせていただきました。移り変わる時代の中で、形あるものが丁寧に大切に受け継がれて、これからも沢山の人たちの日常に彩りを与えてくれますよう、ほくゆう倶楽部では日々このようにご紹介させていただいております。

是非、この感動を味わっていただきたいと思いますので、その目で直接ご覧いただき、お手に取って感動を体感していただきたいです!

ご興味を持ってくださった方は、お気軽にお問い合わせください♩

皆さんのご来店を心よりお待ちしております!

 

ほくゆう倶楽部では【無料相談・無料査定・無料出張買取】を行っています。

お電話・メール・LINEにて、いつでもお気軽にお問い合わせください♩

 

ほくゆう倶楽部を選ぶメリット

  • 骨董品・美術品を適正価格で買取
    創業20年、経験豊富な鑑定士が在籍しております。最新の美術品市場相場に、業者取引相場を考慮したうえで査定させていただきます。全国に販売ルートを持っている弊社だからこその高額買取が可能です。
  • 無理な買取はしない
    お客様が大切にされいていたお品だからこそご納得された上で買取させていただきます。無料査定を行っておりますので、まずは価値を知っていただき手放す判断材料にして下さい。
  • 他社との比較歓迎
    他社の査定額にご不満の方、相見積りをお考えの方もお気軽にお問い合わせください。骨董品や美術品の出張査定も無料にて行っております。
  • 遺品整理、片付けもできる
    一般の遺品整理、片付け業者が処分品として扱ってしまう物も鑑定士が立合いのもと行う弊社では、買取り対象となる事も多くございます。年間、100件以上の実績がございます。多くのお客様よりご好評いただいております。

買取事例一覧

  • 陶磁器

    【豊楽焼】交趾写 獅子唐草文皿

  • 陶磁器

    【河井寛次郎】花碗 鉄薬辰砂 三色花文茶碗

  • 掛軸 日本画

    【渡辺崋山】真筆 絹本着色 田園耕織図双幅

  • 陶磁器

    【古伊万里】金襴手陽刻獅子牡丹文大皿

お気軽にご連絡ください

出張費は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
お見積り・査定料もすべて無料でございます。

受付時間 9:00~18:00(月〜土、祝日も営業)

骨董品・美術品買取

長年の知識、経験を兼ね備えた鑑定士が一点ずつ査定。骨董品、美術品の整理をお考えでしたら、どの様なことでもお気軽にご相談下さい。
出張買取、店頭買取、宅配買取、LINE査定、幅広くご対応致します

旧家・蔵整理

旧家、蔵に収蔵されている多くの品が買取の対象となります。ご先祖様が大切にしていた品物など、どのようなご相談も親切丁寧にご対応させていただきます。ほくゆう倶楽部の鑑定士が、お客様がお持ちの品を丁寧に鑑定し、幅広く高額買取致します。

遺品整理・片付け

遺品整理、片付けの専門家が在籍している弊社では骨董品、美術品の買取だけではなく、買取、遺品整理、片付けの全てを自社にて一貫して行う事により、お客様のご負担を軽減できる仕組みを構築しております。

みんなの市場

「みんなの市場」は、月に一度、弊社会場で行われる競売形式のオークションです。大手美術商、中国人バイヤー、仕入れ業者など多数のバイヤーが参加する弊社会場にて、競売形式で販売します。
  • 骨董品買取
    骨董品・古美術買取はほくゆう倶楽部にお任せください。鑑定歴40年の経験と専門知識を持った鑑定士が親切・丁寧にご対応させていただきます。
  • 買取方法
    ほくゆう倶楽部は全国各地のお客様から買取させていただいております。出張買取・店頭買取・宅配買取からお客様のご要望にお応えして対応致します。
  • 遺品整理
    遺品整理、お片付け、お買取りまで全てお任せください。何社もお問合せをすることなく弊社なら一社で解決いたします。お客様にお手間をとらせません。
ほくゆう倶楽部
0120-688-595
9:00~18:00 (年中無休、祝日も営業)
メールでのお問い合わせ
LINE無料査定
TOPへ
電話でお問い合わせ
メールでお問い合わせ
LINE無料査定