【禹之鼎・清朝康煕年間宮廷画家】絹本着色「海屋添壽」図 康煕8年の作 山水人物吉祥の図 まくり(捲り)【中国古美術】
買取した品 | 【禹之鼎・清朝康煕年間宮廷画家】絹本着色「海屋添壽」図 康煕8年の作 山水人物吉祥の図 まくり(捲り)【中国古美術】 |
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買取した品の種類 | |
買取した住所 | 東京都世目黒区 |
買取した日 | 2022年5月5日 |
皆さん、こんにちは!本日も世田谷代田店は、心地の良い気候も相まって、穏やかさと共にふらりとお立ち寄りいただくお客様のお陰で、素敵な時間が流れております。
さて、まだまだほくゆう倶楽部では、ご紹介しきれていない作品が多数ございますので、本日も早速皆さんにご紹介させていただきたいと思います。
【禹之鼎・清朝康煕年間宮廷画家】絹本着色「海屋添壽」図 康煕8年の作 山水人物吉祥の図 まくり(捲り)【中国古美術】
最近では、掛軸を買い取らせていただく機会が大変増えてきました。今回の作品は、表題にも記載させていただいた通り、掛軸ではなく「捲り」の状態となります。
では、こちらご覧ください!今回もまた、とても時代を感じる作品です。
作者の禹之鼎は、江蘇の出身です。中国は清朝康煕年間の宮廷画家としてご活躍されました。主に、人物画、ことに故実風俗画にすぐれているお方です。繊細な筆致と柔らかい陰影法を伴う着色を用いることによって、とても優雅な雰囲気を醸し出します。更に拡大して見ていきましょう!
近づけば近づくほど、細部に渡りとても拘って表現されているのが分かります。見たままのリアリティー溢れる情景の再現力、そこで肌で感じた空気感までもが一筆一筆に込められているかのようです。
作者について、もう少し詳しく深堀していきましょう!
「禹之鼎」= 清王朝の順治帝の4年目(1647年)に生まれました。揚州県興化県の出身で江都区に送られました。
これだけ有名であったにも関わらず、絵画での彼の歴史と言うものは、意外にも短いものでした。これは、おそらく、断言できるものではありませんが、学者官ではなく宮廷画家であったという事実によるものかと思われます。
そんな彼の芸術家としての流れとしては、まず、33歳を目前に故郷で絵画を学ぶところから始まっています。そこで特に肖像画に焦点を当てていたとのことです。北京を崇拝していたことから、大使として琉球に派遣されることとなります。そこから70歳になるまでの間、数々の作品と共に成功をおさめています。
海屋添壽 = 楼閣に鶴を描くものに付けられる題です。海辺に高楼立ち、上天に鶴の舞う構図、即ち添寿は、千年の齢を保つ鶴を添ふの意を表しています。
高貴でありながら、何気ない日々の暮らしが優しいタッチで描かれている世界観に、心が落ち着くような安心感があります。
いかがでしたでしょうか!今回もまた素晴らしい作品に出会わせていただきました。移り変わる時代の中で、形あるものが丁寧に大切に受け継がれて、これからも沢山の人たちの日常に彩りを与えてくれますよう、ほくゆう倶楽部では日々このようにご紹介させていただいております。
是非、この感動を味わっていただきたいと思いますので、その目で直接ご覧いただき、お手に取って感動を体感していただきたいです!
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