空海と副島種臣など
2011年08月16日
- いやー幕末明治維新の政治家ってかっこいいですね。(上図は1867年副島種臣40歳の写真、福岡博編『佐賀 幕末明治500人』1995年佐賀新聞社発行より)
現在、副島の書を調べる場合よるべき本の一つは石川九楊編『蒼海 副島種臣書』2003年二玄社です。この本は現在入手難になっています。 - 『蒼海 副島種臣書』巻末の石川九楊解説によれば、楷書一行書は第一期のスタイル成立以前[政治家の書①]Ⅱ維新期(参議時代)40代前半にあたります(上図写真からやや後の時期)。明治維新の政治の渦中にあって詩や書の表現は背景にかすむがなお独特な書法が生じている時期にあたります。
- ちなみにNHKBSプレミアムの「空海 至宝と人生」第2集名筆の誕生で石川九楊が解説をしていました。その背景の壁に新出と見える副島種臣の書が掛けられていたのはみなさんお気づきだったでしょうか?
- さりげなく掛けてありましたが実はテレビに映ることをよく意識されていたように思います。
これは副島種臣が日本の書の歴史の中で空海に連なる存在であるという思いをこめた九楊先生の副島先生に対する尊敬の気持ちが大半と、こんな珍しいの持っているのよぜひ見てねという自慢も少しかと推測してしまいます。どうもマニアックなネタですみません。
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